スター・ウォーズ メイキング本 その3

アナキンとパドメについて、ルーカス監督は「とても世間知らずで、理想家肌な人物がいる。そして彼女は自分の命が終わろうとしているときでもまだ理想を捨てない。彼女は自分の愛でアナキンを救えると信じているんだ。死ぬ間際でも、まだ信じているんだよ」と言われてます。ごく若いころから公職につき、人望を集めてきたパドメがエピソード2で初めて議員ではなく、一人の女性としてアナキンに強く求められ、迷いながらも応えてしまう。行き先に何が待っているのか想像がついたのに、アナキンの支えになりたかったに違いないのに、ジェダイを追放される妊娠をしてしまう。
この運命にもてあそばれる二人が、とても悲しいです。秘密の結婚から3年。「二人の間に歴史を感じさせる演技を」とルーカスは言ってますが、コルサント上空の闘いから帰還後の二人の会話*1や、パドメの妊婦らしい歩き方でそれは感じられました。
ただ、このエピソード3で幸福な二人を見られるのは冒頭のみ。あとは、どんどん気持ちが離れていってしまって、ついにアナキンはパドメの首をorz。最後のムスタファーで「パドメは俺のものだ」とオビ=ワンに叫ぶシーン。こんなシチュエーションじゃなかったら拍手したいところだけれど、この場合、涙が止まらないのみ。もう完全にイッチャテル人ですもんね。そのお顔もとってもステキ!っていうのが困りもんなんだけど(苦笑)。
結局は、パドメが亡くなる間際の「アナキンにはまだ善の心がある」という言葉と、完全にダース・ベイダーへの変身を果たした直後「パドメは何処ですか?無事ですか?」の言葉に涙し、希望を見いだすことができてTHE ENDとなるわけですが、映画史上にも残る、若くて美しいカップルだったと思います。
Desiring Haydenによると、今度ニューヨークでスター・ウォーズのファッションショーが開かれるみたいです。リンクのところに衣装担当のトリシャ・ビガーも載っていましたが、衣装ったって、パドメの豪華衣装が主ですよね。
それと、ヘイデン・クリステンセンオーランド・ブルームジョニー・デップ&ブラピが「美しい目の若い俳優」とかなんとか、なにせフランス語なんでよくわかんないんですけど、向こうの雑誌の表紙に4人合成で載っています。凄いなあ。めっちゃ嬉しい!

このショットも好きなんですけど、ロミジュリみたいでしょ?

*1:いくら太い柱とはいえ、あんなにいちゃいちゃしてたらまずいっしょ?でも、とっても好きなシーンだし、ヘイデンの囁き声もステキ!