心配してなんぼ

しょせんは親なんて、心配してなんぼ。かもしれない。
土曜日、あまりに帰ってこない息子にだんだんと焦りだす。女の子じゃないんだからとか思ってはいても、物騒な世の中のこと。年末は近づいているし、神戸だし。弟までもが「お兄ちゃん、遅すぎひん?」とか言うし。
達兄は寂しい最後を迎えるし、長瀬ラジオの時間はやってくるし、メールの返事はないし。わたしからも、弟からも矢のようにメールを送りまくったのに、涼しい顔して帰ってきた奴。
「もうメール代払わへんから!」と言ったわたし。心配したんよ。