決闘マニア

長瀬智也主演のドラマ『歌姫』の第3話は、「涙ごしに現れた運命の人」。
メリー(遠山景織子)の早とちりで、山之内一家に拉致されたと思われたゲルマン(飯島ぼぼぼ)を助けに、単身乗り込んだはずの太郎(長瀬智也)を待っていたのは…。気持ちよく昼寝をしているゲルマン(^_^;)。
その間、とうとうオリオン座に乗り込んできたクロワッサンの松(佐藤隆太)たち。元土佐のダイナマイト、勝男(高田純次)に毎月30万=1ヶ月の売り上げをみか締め料として納めろと脅しにかかる。
ゲルマンを助けに行かすために男前に送り出した鈴(相武紗季)が、無事だった太郎の前に現れ抱きつく。ここ、ちょっと腰が引けてて、いかにもウブな女の子って感じが可愛いの。それにちょっと戸惑う太郎もね。
メリーのお店での皆の会話や、家族団らんの夕食*1も好き。売り言葉に買い言葉。ひらめって。。そう言われれば。。。m(__)mぼぼぼさん。
決闘仲間のゲルマンが、クロワッサンに丸め込まれそうになったとも知らず、神社で長いお願い事をしている鈴の顔を覗く太郎。ここの二人はとっても可愛い。学生さん(大倉忠義)が忠告に来るも、全く取り付く島もない太郎。男の友情ってこれ。ゲルマンもやっぱり男の中の男やったし、でもあの友情の証は、あんまりカッコよくないけれど、それで男同士の会話が弾むってのも楽しい。
鈴の恋路を応援したい姉の泉(大河内奈々子)は、太郎にちょっと吹っかけてみる。「もし、鈴のこと好きや。言う男が現れたら?」で、で、太郎ちゃんは「まぁ、ええ気持ちはせんわにゃ」と言ったと聞いたときの鈴の、これまた可愛い表情。ちょっとドキドキ、嬉し恥ずかしだもんね。お布団もグルグルグルグル回る、回る。
でも、ゲルマン懐柔作戦に失敗したクロワッサンが、オリオン座にまたしても乗り込んで来た。しかーし!名乗り出るまでも無く、長い足で蹴散らしてしまう太郎。キャー!つおい!つおーい!方や、弱っちい、弱っちい。この勝負、舞台に立つ前から決まっていたとは!
はぁ?止めは、血を見て倒れ、「泣いたら強なるがぜよ」って、そんなん全然恐くないし、カッコ悪すぎるぅ。可笑しいのなんのって、七転八倒の末、鈴に一目惚れまでするとは。。あほの中のあほや〜。

と、爆笑のうちに3話が終わったのですが、やっぱりコンビで台詞の応酬が楽しいのは、スカッとするってもんです。1話から、佐藤くんと長瀬のこれぐらいのカラミがあったら、もっとスピーディーに話は進んでいたのかもしれませんね。
ただここからは、鈴に一目惚れしてしまったクロワッサンの松のピエロっぷりVS鈴の気持ちに気がついていない太郎の鈍感なまでの男っぷりVS謎の女。オリオン座を中心に話が進んでいきそうなので、もう金曜日が待ち遠しいです。

*1:長瀬ってば、口にいっぱいほおばって、刺身とお醤油は別々に流し込んでいるし。もう、『ハンドク!!!』の一番を思い出しました