サプライズパーティー

昨日の『歌姫』第5話は−妹から好きな女に変わる時−。
オープニングは現在進行形のお話で、太郎VSクロワッサンの松の決闘の続きから。
鈴(相武紗季)がいるとも知らず「わしの鈴に手ぇ出すなや」とクロワッサンの松(佐藤隆太)に言った太郎(長瀬智也)。が、そこで乱入してきたのが土佐清水一規律に厳しい、門限7時の鯖子さん(斉藤由貴)。凄いなぁ。台車をゴロゴロ。縄で縛ってしまって、まあ、クロワッサンも弱すぎるし、強引なのが取り得な鯖子さん。。
それでも鈴は、意思表示をする。「わしと鈴が恋人同士ゆうがも」と言った太郎に「うん。けんど、嬉しかったちや」と答えた鈴。真っ直ぐな恋心が眩しくて切ないし嬉しい。太郎もしっかりとそれを受け止めた様子で、複雑な表情が良いのよー!男の色気がね、良いの。あんな目で見つめられたら、卒倒するしかないわ。
その後の勝男(高田純次)が、鈴の気持ちに気づいた様子は面白おかしく。浜子さん(風吹ジュン)はまったく自然な夫婦の会話を成立させてくれ、本当の茶の間の空気が流れてくれる。
これからが、テレビの前の視聴者を、やきもきさせっぱなしだったサプライズパーティーのお話。
今週は早くも産休帰省の泉(大河内奈々子)の亭主、晋吉(西村清孝)。あっちこっちで話をややこしくしてくれる厄介な人だけれども、裏は無いところが憎めないところ。あの頭はポマードでガッチガチ。
皆が深刻に話してしまうので、本当に悪いことしか考えなかったよ。ジェームスくん(大倉忠義)だってね。
そんなとき、太郎が指を切ってしまう。あぁ、鈴ちゃんがしたように、傷は舐めて直す。みたいに思っていたときがありました。
中村の町に鈴へのプレゼントを買いに行った太郎。けれども、決闘では負けてしまうクロワッサンの仕掛けにハマってしまって…。
太郎に無視をされ、疲れ果てて帰ってきた鈴を待っていたものは。。20歳の誕生日会で、小さかった鈴との約束を果たしたプレゼントは、真珠のネックレス。
値打ちは金額じゃないなんて青臭い?そんなことない。本当に好きな人から貰ったものの価値は、その人にしか分からないもの。ここで鈴を見つめる太郎もね、またもや超ド級の男前さん&タバコを持つ指の綺麗なことったら。息を潜めて見ていたい。
中途半端でも男の端くれな太郎が意を決して鈴と一緒にお買い物。もしも、美和子(小池栄子)と鈴が出会わなかったら、太郎はなんと言う気だったのかしらん?

ダイナマイトボディに、正義感溢れる美和子さん。ッタもん。の力の入れ具合がステキで、男前な姉さんです。
予告では「ゆうさん」と。楽しいのか、悲しいのか。そんな不安の中、軍服写真の長瀬を一時停止しっぱなしだったのは内緒にする気は無い。キャッ!