まだ寒い

子どもを取り巻く環境がどんどん悪くなってきているのは、寝屋川の教職員殺傷事件だけではなく、自分たちのごく身近なところでも起こってるんですね。
「キャッチボールが当たって当時小学校5年生の男児が亡くなり、相手側に6,000万円の損害賠償を求めた」判決が仙台であり、「男児にはボールが他人に当たり、死亡することもあると予見できた」と認定、相手の両親に慰謝料などを支払うよう求めた。という事件?事件なの?って思いました。まず。キャッチボールをしていた場所も公園*1って微妙だけど、そこの公園はキャッチボールOKだったらしく、それはクリア。
けどね。この原告のおかあさんは同年代なんですけど、息子の死を悼む気持ちが、とんでもない方向に向かってしまったんじゃないでしょうか?新聞の記事を読んでも、普通に子ども同士のキャッチボールだし、何の変哲もない。子ども同士で遊ぶこともできない世の中は、大人が作ってるんだって改めて思い知らされました。
夏休みのプールがうるさい。夏休みのラジオ体操は早朝うるさいからなるべく止めて。運動会の練習がうるさい。ってどこまで自己中なんだろう。自分たちも歩んできた道なのに、すっかり忘れてしまってる大人たち。寂しい世の中になりました。
子どもを作りたくない。生みたくない。結婚もしたくない。何となく解るような気がしました。

*1:今どきの公園って殆どキャッチボール禁止の立て看板があります