ひょんなことから

昨日、大山のぶ代チームのドラえもんが終わってしまいましたが、新しい声に慣れるのかなあ?うちも、丸々ドラえもん世代*1です。息子が生まれたときから、あの独特の声に慣れ親しみ、映画を楽しみにし、歌を歌った世代です。先日ラジオで、大山のぶ代さんの声に関するエピソードと、子どもを相手にする番組に携わってきた姿勢が紹介されていましたが、とても真摯に取り組んでこられて、子どもたちは幸せだったんだなあって感謝しました。
あの大山さんの声は、子どものころ、同級生たちにバカにされ、いじめられたりもしたそうです。それで、人とも喋らなくなり、人間不信にも陥られたそうですが、お母様が「それは個性なんだよ」って言ってくれたおかげで、翌日から放送部に在籍。優しいお母様の一言がなかったら、あのドラえもんの声は誕生してなかったんですね。子どもの個性を伸ばす。言うのは簡単ですが、なかなか難しいものです。
また、ドラえもんの台詞には、暴力を助長させる言葉は、「子どもたちが視聴者なんだから、言葉を大切にしよう。」という理由で、声優さんたち自ら台本を書き直しされていたらしいです。これも、未来ある子どもたちを育てる親が見習わなくてはならないことですね。
息子も寂しそう*2でした。ご苦労様でした。

*1:息子の目覚まし時計は、実はドラえもん

*2:ドラパジャマを所有していた智也ベイベーも寂しがってるでしょう