大惨事

昨日の朝起きたJR福知山線脱線事故は、亡くなられた方や怪我をされた方の数のみならず、非常に痛ましい事故になってしまいました。事故発生の時間の経過とともに増えていく悲しい数。まるで阪神・淡路大震災のときのようです。
わたしは山陽電車路線ですが、実際大阪に行くとなると、「早い、安い」で明石からJRに乗り換えて行くんです。ちょっとでも利便性を選んでしまうんですね。この阪神間の私鉄とJRが競合する路線は、もう随分前から運賃とスピードで激しく競い合って*1いるので有名な区間で、実際に運転していた運転手もオーバーランからきたきたダイヤの遅れを取り戻そうと、必死に走ったような証言もあり、遅れた1分30秒がどんな意味をもっていたのか、わたしにはうっすらとしか分かりません*2が、何の心配もなく、あの電車に乗り合わせていた人々にとっては、大きな1分30秒でした。
亡くなられた方々のご冥福と、負傷された方々のご回復を心からお祈りいたします。
実は、うちの息子もJRに乗り継いで神戸方面に通学しているので、「どこの車両に乗っとん?」って聞いたら「先頭で景色を眺めとう」って言うじゃないですか!?お願いやから、後ろに乗ってってひつこく頼みました。出かけるときに「行ってらっしゃい。気をつけて」しか言えない親は、もどかしいですね。

*1:山陽電車なんかも、姫路−梅田間が直通特急が走ることになって、随分便利になっています

*2:過去のオーバーラン時の処分や、今後の処分で頭の中が一杯だったんではないでしょうか?