やっと行けた

連休の真ん中、「スター・ウォーズ エピソード3」を見てきました。どっと暗黒面が押し寄せてきて、悲しくて、疲れて、やっぱりアナキンの悲劇だったんだと。ヘイデン・クリステンセンは、劇中のような髪の長さと色の方が似合ってますね。
スター・ウォーズ」をエピソード4から見ていた世代でも、今回の最終章は十分に見ごたえがありました。人間離れしていて、機械仕掛けのようだったダース・ベイダーにも、愛する人や尊敬する師がおり、けれどもジェダイにあるまじき力を欲していた若くて未熟だったころを新三部作で描いてくれたことによって、旧三部作の見方も変わりました。
旧作で繰り返し語られるルークの父、アナキンが暗黒面に陥ってしまった経緯も、何よりも愛する妻パドメのためだった*1し、暗黒卿シスの長年の謀略だったと分かった今、やはりアナキン・スカイウォーカーに気持ちが入り込んでしまいました。また、若くて美しいヘイデン*2の暗い目がいいのよ。それが、あの変わりようでしょ?これが泣かずにいられなくなる訳です。
場面展開がとっても早いので、あっという間にクライマックスのアナキンVSオビ=ワン・ケノービの闘いになってしまった感じでした。
とっても不評だったエピソード1,2のようですが、あの可愛くて母想いのアナキンが初恋の人パドメに想いを告げて成就する過程も、この最終章には必要だったと思えました。
暗い気持ちになって帰ってきたので、本当に落ち込んでるんです。2回目を見に行ったら、もっと暗くなる?検証しなくては(笑)。

*1:マスターになれない苛立ちとか、誰よりも強い力を求めていたのも事実ですが

*2:ヘイデンは25日の「英語でしゃべらナイト」にルーカスと出演のようです