乱読時代

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

中学、高校と手当たり次第に読んでた頃の1冊。

南軍大尉ジョン・カーターはインディアンに追われ、アリゾナの山中で気を失う。目覚めたとき、彼は火星にいた。凶暴な緑色人、美しい赤色人、そして多くの不可思議な生物がいる火星(バルスーム)で、カーターは低重力をいかして大活躍、やがて赤色人の王国ヘリウムのプリンセス、デジャー・ソリスと恋に落ち、結ばれ、火星の大元帥を名乗るまでになる。

さーっと読めるし、SFというより、綺麗なお姫様がヒーローと結ばれてってことなので、幻想ものです。執筆されたのは1911年らしいので、古い話ですね。小説の間に挟まって読むにはピッタリで、あとは、ターザンシリーズは読まず、姉妹編ともいうべき金星シリーズを読みました。故武部本一郎氏の表紙が綺麗でした。