スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

運命にもてあそばれるのみのアナキンとパドメが哀れ。あの、タトゥーインのアニーが殺人鬼ダース・ベイダーになるお話ですが、涙なくして見られないエンディングのオビ=ワンとアナキンの青いライトセーバー同士の闘いは、やっぱりこのシリーズ最高の見せ場だと思いました。ジェダイによって変えられていたライトセーバーの振り付けが何度か見ていると分かってきて、基本派VS天才派の闘いは素晴らしい。この二人でなければ、ね。
今回も、やっぱりヘイデン・クリステンセン中心に見て、泣いてきました。体が震えちゃって、恥ずかしい。あんなストーリーで泣けるのか?とか、学○会演技だとか、言いたい人には言わせておけばいい。ダークサイドに落ちたときの表情やパドメを想って流す涙。大量殺戮後の目や、オビ=ワン・ケノービと向かい合ったときの最後の表情。ほんの少し前、子どもが出来て嬉しいと喜び合った*1アナキンとパドメの悲恋。エピソード2から続けて見ると、もっと泣けるでしょう。東京では、オール上映の所があったみたいだけど、全くマラソン鑑賞にはなるものの、せめて1〜3は続けて見たいですね。
エピソード2*2のときも、あり得ないシチュエーションを作ってしまった、っていうより、あの二人に仕向けられてきた恋人の運命。音楽担当のジョン・ウィリアムス氏が語っていたように、まるでロミオとジュリエットのようでした。今回のパドメの衣装が妊婦ということもあり、ふわっとしてるためもあるし、ジェダイのコスチュームに身を包んだヘイデンの体型が素晴らしく、あのロン毛*3も似合ってて、数々の戦闘を撃破してきた英雄の自信が感じられました。きっと、また見に行きます。

*1:幸福な二人を見ていると、更に泣けるんです

*2:笑っちゃうような恋人たちだったけど、DVDで削除されたシーンを見ると、どうしてこれを削除したのか?っていうのが挿入されてたら、案外、二人の心情が理解できたんじゃないでしょうか?

*3:残念ながら、今回の髪型はカツラだとご本人がインタビューで語ってます。なんで伸ばさなかったんだろう?今も切っちゃってるし