泣くな、江草くん

昨日の阪神対広島は1−2で広島の勝ち。相手はエース黒田。勝っても負けても完投の鉄腕右腕。
とにかく、昨日の試合は打てなかった阪神打撃陣がねぇ。9回、あと3人でスイスイ投げていた童顔江草くんを代えられるはずもなく、むしろ、去年は無理をして、どんどんJFKをつぎ込んでいってことに違和感を覚えたくらいやったから、続投でよかったと思う。
同一カードの3タテはやっぱり難しい。いくら調子の上がってないカープとはいえね。
前日はヨレヨレの安藤で勝ち、翌日は力投の江草で負け。だから、野球は面白い。
鳥谷も、調子がええのやら、悪いのやらといった感じになってきて、ちょっと心配。
それより何より、昨日はデーゲームやったので、夜のナイター放送の時間帯にあった星野仙一田淵幸一山本浩二の番組がめっちゃ面白かった。
この3人。大学は明治、法政やし、プロでは中日、広島、阪神。それぞれの道を歩みながら、一流で仲がよい。
大学時代の悪童話から、ドラフトの指名エピ −星野さんは、「田淵くんが指名できなかったら、うちが指名させてもらうから」と巨人スカウトに言われ、田淵は東京生まれの東京育ち、何の疑いもなく巨人へ入団と思い込み、山本浩二さんは、広島と阪神に熱心に声をかけてもらい、どっちでもええけど、できれば地元広島と思っていたらしい− から、今だから話せる昭和48年の、阪神V逸話まで。わいわい楽しいお話でした。
田淵さんの頭へのデッドボールでは、相手は広島で、そのときセンターからすっとんできた山本浩二が「あかん」と思ったそうだったことや、大学時代は田淵の方が、山本浩二より足が速かったこと、星野さんは大学時代の田淵を尊敬していたこと、当時の田淵のニックネームは “キリン” 、なかなか星野さんは二人に内角は攻められなかったことや、女性の好みも血液型もバラバラなこと等々。
色鮮やかで、面白いトライアングルです。
将来、この3人で日本代表のベンチ。なんてことにならないかしらん。きっと田淵は「あかん、寝不足やぁ」とかいいながら、8時間寝る気がします!(^^)!