30勝、一番乗り

昨日の阪神ソフトバンク戦は満員の甲子園で。なにせ、週末のチケットを取ろうと思ったら、至難の業の甲子園というぐらい、阪神ファンばっかりで埋まっている甲子園球場
わたしが子どものころの1塁側って、平気で巨人ファンの人、いてはりましたね。「長嶋ー」とか言ってるおっちゃん、いましたもん。
なんてことが遠い昔みたいに連日満員の甲子園を沸かしてくれたのは、背番号1番、鳥谷敬。おとといも、昨日もです。いやぁ、ホームラン打っても控えめな鳥ちゃん。派手さはないけれど、確実に阪神になくてはならないバッターに成長してくれてて、こんなに嬉しいことはない。
プロ3年目ともなると、顔つきも変わってきて、ただの男前から、厳しい勝負師の男前になってきた。その人の歩んできた人生で、顔つきは変わるもんですね。
で、昨日の試合。相手はエース斉藤。長身と、こちらもいいマスクで150キロ超のストレートを投げ込んでくる、セ・リーグ相手に無敵のピッチャー。
交流戦では12球団最下位のチーム打率といえども、なにか、ノムさんからの呪縛*1から逃れたスッキリ感からか、攻める阪神
初回は、赤星のスリーベースとシーツのヒットで先制。4回はシーツ&鳥谷のタイムリーで追加点。6回は鳥ちゃんの5号ソロで、8回はアニキ&関本でダメ押し4点目。
ランナーを出して、のらりくらりの下柳さん→球児→久保田と繋いで、完封勝ち。特に昨日の久保田は、恐い松中、ズレータを連続三振に取ったところが圧巻で、これで、何試合かは、キッチリ抑えてくれると思う。
こんな時期に、貯金11って多すぎると思うのは、贅沢な悩み。

*1:きっと、楽天ベンチからのノムさんのぶつぶつが、選手たちの動きを鈍くしていたに違いない。